ピンチを乗り切る「空き缶炊飯」
ピンチを乗り切る「空き缶炊飯」

ピンチを乗り切る「空き缶炊飯」

こんにちは。今日は私がキャンプで経験したちょっとしたピンチを乗り切ったエピソードをお伝えします。タイトルにもある通り、私はデイキャンプで飯盒を忘れるというミスを犯したのですが、なんとか空き缶を利用して炊飯することに成功しました。
キャンプ前日、私は興奮と忙しさのあまり、米を用意したものの飯盒を準備するのを完全に忘れていました。翌日気づいた時には既に隣県まで来ておりおなかもペコペコ、おまけにメニューは焼肉、これは米が必須…!
白飯を片手にホルモンをかきこむつもりだった妻からも白い目を向けられ夫としての威厳は崩壊寸前。

大ピンチの私は考えに考え、遂に思いつきます。
そうだ!車に空き缶があったじゃないか!これで米が炊けるぞ!!

さて、ここでそんなもので米が炊けるか!と思う方もいらっしゃるかと思います。が、実は身近な空き缶でも米が炊けるのです。

早速、私たちはリサイクルに出す予定だった空き缶を取り出し、炊飯の準備に取りかかりました。手順は以下に。

  1. 空き缶の準備: 空き缶を用意し、蓋の内側を切り取ります。指や手を切らないように注意!缶の内側に錆や汚れがある場合は、よく洗ってきれいにします。また、缶の開口部分にはギザギザな部分がないようにすると安全ですね。
  2. 米の準備: 炊飯する分量の米を用意します。一般的な炊き方と同様に、米を洗って水を加えて水を切り、必要に応じて水洗いを繰り返します。無洗米ならそのままでOK!
  3. 空き缶に米と水を入れる: 空き缶の底に炊飯する量の米を入れます。一般的な米の水加減を守り、米と同量の水を加えます。例えば、1カップの米には1カップの水を加えますが、350ml缶だと半カップくらいの米がちょうどいい分量になるようです。その後はアルミホイルで蓋をします。指でギュギュッとつまみながらしっかり閉じましょう。
  4. 火の上に置く: 空き缶に米と水を入れたら、火の上に安定するよう置きます。熱源はコンロでも焚き火でも大丈夫!炊飯中は缶がぐらつかないように注意しましょう。
  5. 炊飯の目安: シューとかポコポコとかいう音がしなくなって数分したら炊き上がりです!炊飯中は、必要に応じて火力を調節したり、缶がぐらつかないように注意しながら炊き上げます。
  6. 火から下ろす: 炊き上がったら、火から下ろします。缶はとても熱いので、軍手やトングを使って注意して作業を行いましょう。空腹に余裕がある人は缶を逆さにして蒸らしてもよいです!逆さにして水が出てくるようなら、大体でいいので溢れた水の分を足して、再度火にかけましょう。
  7. 取り出して食べる: 炊き立てのご飯をお皿やお椀に盛り付けて、かきこみましょう!

    (ちょっとコゲたけど気にしない。。。)

以上が、空き缶を使って米を炊く一つの方法です。キャンプ中はお酒が入ってほろ酔い気分のことも多いと思いますので、缶を切る際の刃物や炊飯の際の火に十分に注意し、気を付けてください。
また、直火禁止や炭の処分など、キャンプ場のルールは必ず守りましょうね!

「遊部」ではこういった不意に訪れるピンチを乗り切る知恵を学べる体験を鋭意企画中です!
災害時にもきっと役立つ素敵な体験となるはずです、乞うご期待ください!

Have a good outdoors!

wrote:Nobutaka

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